Voiceインタビュー・対談

client

株式会社ツクイ様

クラモニで届ける、 従業員20,900名へのメッセージ

tags

OMOソリューションオフィスサイネージクラモニ

「人生100年 幸福に生きる時代へ」というメッセージを掲げ、全国の介護施設を運営される株式会社ツクイ様。

2024年7月より、グループ会社である株式会社DIGITAL LIFE様の主導により、770か所以上の介護施設にクラウド型デジタルサイネージ「クラモニ」を導入いただいています(2025年6月現在)。今回は、施設ではたらく従業員様への情報共有ツールとして、「クラモニ」がどのように活用されているのかをお伺いしました。

ツクイ様ホームページ画像
株式会社ツクイ様のコーポレートサイト https://corp.tsukui.net/

ビーツ:本日はどうぞよろしくお願い申し上げます。まずは自己紹介をお願いいたします。

山中 秀樹様(株式会社ツクイ 総務部広報課 課長 / 以下、山中):こちらこそよろしくお願いいたします。総務部広報課の山中です。社内報などを中心に、従業員のエンゲージメント向上に取り組んでいます。

佐川 裕之様(株式会社DIGITAL LIFE ITサービスGroup スペシャリスト/ 以下、佐川):株式会社DIGITAL LIFEの佐川です。ツクイグループの社内システムの開発や運用などを中心に社内の業務効率化を担当しています。

吉澤 璃花子様(株式会社ツクイ 総務部広報課 主任 / 以下、吉澤):総務部広報課の吉澤です。サイネージのコンテンツ配信を担当しています。

株式会社ツクイ 総務部広報課 課長 山中 秀樹様(写真右)主任 吉澤 璃花子様(写真左)、
株式会社DIGITAL LIFE ITサービスGroup スペシャリスト 佐川 裕之様(写真中央)

従業員のモチベーションやエンゲージメントを高めたい

ビーツ:早速ですが、社内向けのサイネージ導入を検討されたきっかけは、どのような課題があったのでしょうか。

山中:ツクイが運営する介護施設には約20,000人の従業員がいます。総務部として、人事制度や福利厚生、研修など、従業員のモチベーションやエンゲージメントを高める施策を行っているのですが、その情報自体が従業員に届きにくいという課題がありました。というのも、サイネージ導入前はポスターやチラシなど紙媒体の配布が中心だったからです。せっかくポスターを作って施設に送っても掲出されないことがあるなど、情報伝達にばらつきが生じていました。

ビーツ:「クラモニ」は社内向けの情報発信を行うオフィスサイネージとしてご活用いただいているケースも多く、まさにそのような課題はよくお聞きします。

山中:従業員向け掲示板も設けて情報発信も行っていたのですが、業務でパソコンを利用する従業員は限定的なので、サイネージを設置して情報発信しようと検討を始めました。

クラモニ」を選定した決め手は、グループ配信機能

ビーツ:デジタルサイネージの選定はどのように進められたのでしょうか。

佐川:WEB検索を行い、複数の会社にお声がけしました。その中に御社(ビーツ)もあり、各社にご提案をいただいたのですが、コストや運用面において最も優れていると感じたのが「クラモニ」だったため、導入を決めました。

ビーツ:ありがとうございます。選定の決め手となったポイントについて、ぜひ詳しくお聞かせください。

佐川:CMS(コンテンツマネージメントシステム)としての扱いやすさですね。単に映像を配信するだけなら、どのサービスも似たようなものですが、「クラモニ」の場合はグループ配信機能があることが高評価でした。事前の検討段階で、施設のあるエリアによって配信したい内容が異なるということが分かっていたため、グループ配信は必須の機能でした。

クラモニは基本機能としてグループ配信があるため、コンテンツの効率的な配信作業が可能

サイネージを通じて、情報発信力の向上を実感

ビーツ:24年7月以降、累計700台以上の「クラモニ」を導入いただいております。数ヶ月という短期間で、全国の施設にスピーディに設置されましたね。

佐川: そうですね。テスト運用の際に従業員へアンケートを実施したところ、「サイネージを見たことではじめて情報を知ったという声が多く寄せられました。この結果から、インナー情報の発信方法として、施設のバックヤードにサイネージを設置するという手法が有効であることを確信しました。なので、全施設への導入もスムーズに決まりました。

施設のバックヤードにてインナー向けの情報を発信

数秒が勝負。サイネージ運用の工夫とは

ビーツ:運用面についてもお伺いします。具体的にはどのようなコンテンツを発信されているのでしょうか。

吉澤:コーポレートのニュースはもちろん、福利厚生の案内や研修受講のお知らせ、過去の研修動画のアーカイブへの誘導など、幅広い内容を配信しています。

配信コンテンツの一例

ビーツ:「クラモニ」をしっかりご活用いただいていて、嬉しく思います。運用面で工夫されていることはありますか?

吉澤:従業員は日々多忙なので、サイネージを見ている時間はわずかです。ですので「数秒が勝負」だと考えています。長い動画を流すというより、分かりやすくまとめたスライドを数種類流すという配信方法を徹底しています。

山中:ツクイの一部事業所では、従業員どうしの情報共有や連携を図る手段として、勤務中に必ずインカムを装着するのですが、インカムの設置場所の前にサイネージを置いたところ、非常に好評でした。必ず立ち寄る場所にサイネージを設置するという、ちょっとした配置の工夫も効果的だと感じています。

吉澤:サイネージに正しく配信されているかという管理も必要なので、稼働状態のチェックも定期的に行っています。稼働状況をCSVデータに落として社内共有することもあります。

本社フロアでも、オフィスサイネージとして活用

ビーツ:最後に、「クラモニ」に対する評価や今後の活用について教えてください。

佐川:介護施設だけでなく、 2024年12月には本社フロアにも1台設置しました。
従業員に周知したい情報をスピーディかつ効率的に発信できる手段として、2025年以降も継続して活用していく予定です。

吉澤:今後は配信コンテンツの見直しを継続し、オウンドメディアとの連動を図ることで、従業員のモチベーションアップに繋がる企画を配信していきたいと思います。

本社オフィスで稼働中の「クラモニ」を活用したデジタルサイネージ

はたらく人のモチベーションは何より大事にしていきたい

山中「クラモニ」がツクイの従業員のエンゲージメントに寄与していると考えています。今後も会社の情報に触れる機会を増やしていく予定です。先ほどもお話ししたとおり、ツクイが運営する介護施設では、20,000人以上の従業員が日々奮闘しています。介護という業務は“人”がやることですので、はたらく人のモチベーションは何より大事にしていきたいと考えています。

ビーツ:本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。今後とも「クラモニ」のご活用をどうぞよろしくお願い申し上げます。


インナー向け・オフィスサイネージのご相談はビーツへ

最後までお読みいただきありがとうございました。
「クラモニ」はオフィスや工場・施設などのバックヤードのインナー向けサイネージとして多数ご利用いただいています。社内向けの情報共有を活性化するオフィスサイネージにご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

このインタビュー・対談をシェアする

X