オフィスへのサイネージ導入！その効果とは

販促現場でのPOPのデジタル化はよく話題になりますが、デジタルサイネージの活用は店舗だけにとどまりません。
近年、ニーズが高まりつつあるのが「オフィスサイネージ」です。
社内の情報共有やお客さまへの案内表示など、オフィスサイネージの用途は多岐にわたります。
本記事では、オフィスや工場・施設のバックヤードなどへのデジタルサイネージ導入によって期待できるメリットや活用例をご紹介します。

「働き方改革」やコロナ禍にともなうテレワークの普及など、オフィスを取り巻く環境は大きく変化しています。そのなかで、社員同士のコミュニケーションの希薄化が課題として浮上しています。
出社頻度がばらばらな中で情報共有の漏れを防ぎ、共通認識を持たせるのは容易ではありません。
従来は電話・メール・掲示板などが主な手段でしたが、最近ではより効率的な情報伝達手段として、オフィスサイネージが注目を集めています。
デジタルサイネージをエントランスや休憩スペースなどの共有空間に設置することで、情報共有や業務の効率化が図れます。

オフィスサイネージの設置は以下のような場所が考えられます。

●受付・エントランス

●エレベーターホール

●オフィス内

●会議室

●倉庫

●休憩室

●社員食堂

それでは具体的にオフィスにサイネージを設置することによるメリットを6つご紹介します。

さまざまな社員に向けて、必要な情報を必要なタイミングで伝えるのは難しく、メール、共有チャットなどでの発信を行ったとしても日々大量のメールや連絡が行き来する社員にとって読む必要が有る情報なのか、その判断は受け取る側に委ねられてしまいます。

その結果、情報伝達に漏れが生じる可能性があります。

オフィスサイネージを設置し従業員に周知させたい情報を繰り返し配信することで、オフィスの全員に漏れなく同じ情報を何度も伝えることができます。

毎日繰り返し情報を流すことは、社員への意識づけにつながります。例えば、注意事項や書類提出の締切日程の連絡など、社員の意識に浸透させたい内容の発信にオフィスサイネージは有効です。

先程は社員へ情報を漏れなく発信するという用途をご紹介しましたが、配信するコンテンツとして有効なのは連絡事項やメッセージなどだけではありません。

例えば、社内イベントの日時や内容を表示したり、新入社員の自己紹介や社内イベントの映像を流したり、社員同士の会話のきっかけになるようなコンテンツを配信することでコミュニケーションのきっかけを生むこともできます。業務に直結しないリラックスコンテンツも、社員同士の交流促進に役立ちます。

3つ目のメリットは社外の方向けの自社紹介へと活用できる点です。オフィスのエントランスや受付は、お越しいただいたお客さまやビジネスパートナーとの最初の接点となります。そこでデジタルサイネージを活用することによって、効果的に情報伝達やブランディングをはかることができます。

自社の沿革や事業概要や製品紹介などを放映すれば、待ち時間を活用して自社理解を深めてもらえます。また、フロアマップを放映して訪問部署への案内にも役立ちます。

工場や倉庫などに勤務される方で社用のパソコンを貸与されていないスタッフにもオフィスサイネージであれば情報を共有することができます。

ポスターの貼り替えや印刷コストも不要になり、目に留まりやすい点もメリットです。

台風や地震などの災害・緊急時にも、リアルタイムで情報を配信できます。出社中の社員だけでなく、来訪中の顧客への迅速な情報提供にも役立ち、安全確保にもつながります。

オフィスサイネージは従業員への注意喚起にも有効です。

注意喚起やクレーム関連の情報などをサイネージで共有すれば、常に目に触れるため、社員の意識も高まり、トラブルの未然防止に貢献します。

今度は会社の部門別にオフィスサイネージの導入による期待される効果を見てみましょう。

経営層

トップからのメッセージを繰り返し配信し、理念や方針を浸透。

総務部門

アンケート回答率や健康診断の出席率などの向上に貢献。

企画・営業部門

成功事例や製品情報の共有で提案の質が向上。

開発・製造部門

現場の課題や改善策の共有でスピーディな対応が可能。

全社

おすすめランチ情報など、社員によるコンテンツ発信で交流が活性化。

部門ごとに異なる情報共有の課題も、サイネージを通じて柔軟に対応できます。全社的な連携を強化しながら、部署ごとの課題解決にもつながるのが、オフィスサイネージの大きな魅力です。

ここまでオフィスへのサイネージ導入のメリットと期待される効果についてご説明しましたが、実際導入に向けて検討される際に懸念されることはサイネージへのコンテンツ配信はどのように行うのかというところです。サイネージには大きく分けて以下の2タイプがあります。

●スタンドアローン型

サイネージ（ディスプレイ）にUSBメモリーやSDカードを差し込み、同じ動画データなどを定期的に、繰り返し映像を流すタイプです。スタンドアローン型のサイネージは「臨機応変さがいらない」情報の共有に向いています。

◆メリット：インターネット環境が不要なので、設置するだけで利用できる。

◆デメリット：更新のたびに手作業が必要で、複数台の管理には不向き。

●クラウド型

ネット経由でコンテンツの配信・管理を行うタイプです。クラウド型サイネージは売上速報や会議室の空き情報などなどリアルタイムで伝えたい情報の共有に向いています。

◆メリット：複数拠点に一括配信、リアルタイム更新も可能。

◆デメリット：インターネット接続が必要。

テレワークが浸透する今、USBやSDカードにコンテンツを落とし込み、会社に出社しサイネージに挿し込むという作業は非常に手間がかかる…ということを考えると、

オフィスで活用するサイネージには、クラウド型のデジタルサイネージが向いているといえるのではないでしょうか。

数あるクラウド型サイネージシステムの中で、オフィスでの使用におすすめしたいのが「クラモニ」です。

クラウド型デジタルサイネージ「クラモニ」は設置時にサイネージとHDMIケーブルで繋ぐだけという簡単な初期作業で設置が完了します。サイネージのクラウド化によりコンテンツ配信は自宅のパソコンから行うことができるので、テレワークなどでも問題なく作業できます。

2025年3月時点で約200社に「クラモニ」を導入いただいており、オフィスサイネージとしても業種・規模を問わず活用いただいています。

【事例その１】デジタル庁様

デジタル庁様の本庁エレベーターホールに設置された職員様向けのサイネージにクラウド型デジタルサイネージ「クラモニ」を導入いただきました。

■導入の背景

これまでオフラインでオフィスサイネージを運用されていたデジタル庁様。コンテンツ更新の効率化を目的にオンライン管理（クラウド管理）への切り替えを検討され、簡単な操作でクラウド管理を手軽に行える「クラモニ」を採用いただきました。

詳細は下記インタビュー事例掲載ページリンクをクリックしてご確認ください。

【事例その２】大阪ガスマーケティング株式会社様

大阪ガスのエネルギー・サービスを一般家庭用のお客さまにお届けするマーケティング事業を担う大阪ガスマーケティング株式会社様。
京滋事務所様（京都と滋賀エリア）、北東部事務所様（高槻、布施、奈良エリア）の2拠点のオフィスでクラモニを導入いただきました。

■検討～導入～導入後までのポイント

・導入実績と使い方のアドバイスが決め手に
・確実な周知が必要な情報発信から セミナーの告知、星占いまで有効活用
・薄くなりがちな社内コミュニケーションの活性化に
・コストと利便性を上長様も評価

詳細は下記インタビュー事例掲載ページリンクをクリックしてご確認ください。

【事例その３】東京ヤクルト販売株式会社様

乳製品乳酸菌飲料および発酵乳ならびに清涼飲料等の販売の事業を展開する東京ヤクルト販売株式会社。

お客さまに直接商品をお届けする宅配事業部門の、132拠点ある販売センターに社内向けサイネージとしてクラモニを導入いただきました。

■検討～導入～導入後までのポイント

・社内の情報周知のためクラウドモニターを検討
・4社から検討、コスト・サイネージ手配で「クラモニ」に決定
・サイネージ動画ならではの効果を実感

詳細は下記インタビュー事例掲載ページリンクをクリックしてご確認ください。

▼他にも事例が多数！クラウド型のオフィスサイネージにおすすめの「クラモニ」

テレワークやフリーアドレスなど働き方が多様化する中で、「オフィスサイネージ」は、企業における情報共有や社内コミュニケーションの課題を解決する有効な手段として注目されています。

紙の掲示やメールでは伝えきれなかった情報も、オフィスサイネージを活用することで、リアルタイムかつ確実に全社員へ届けることが可能です。また視認性の高いデジタル表示は、周知徹底や意識づけにおいても高い効果を発揮します。

さらに、クラウド型のオフィスサイネージであれば、複数拠点や工場・店舗などでも一括で情報管理ができ、業務効率の向上にもつながります。
使いやすさと柔軟性を備えた「クラモニ」は、オフィスサイネージの導入を検討する企業にとって、導入のしやすさと実績がそろった心強い選択肢です。
オフィスサイネージの導入を検討している方は、まずはお気軽にご相談ください。