なぜあのブースは集客できるのか?集客成功企業の展示会戦略
展示会に出展する際、みなさんはどれだけ「集客」に注力していますか?
オフラインの展示会は大規模な会場で行われることが多く、そもそも来場者が多く集まるため、
自社のブースに大勢の人が訪れることが前提になっていて、
集客に特に困ったことはない、集客について考えたことはない、という方も多いかもしれません。
開催中は運営や接客に忙しくなかなか余裕がないことも多いと思いますが、
ふと周囲を見渡して観察したときに
・競合他社のブースの方が活気があり自社のブースの方が閑散としているように感じる。
・来場者が少ない時間帯にも関わらず人が途切れないブースがある。
・自社の前を通り過ぎたお客様が競合ブースの前で立ち止まった。
など「あれ?」と気になることはありませんか?
「なぜあのブースには人が集まるんだろう?」
そんな疑問を感じた瞬間が、展示会成功へのステップアップのチャンス!
展示会を多数支援してきた私たちビーツは、成功する展示会ブースには共通点があると感じています。
この記事では、展示会集客の重要性と、成功するブースに共通するポイントを紹介します。
集客効果を高めてみたい!そんな方はぜひ参考にしてください。
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1.展示会で集客に注力すべき理由
展示会での集客に注力すべき理由は、
ただ多くの人が集まる展示会という場に出展するだけではなく、その機会を最大限に活用するためです。
たとえば、お祭りでの屋台を想像してみてください。
お祭りの開場にはもちろん、多くのお客様が訪れます。
そして多くの屋台が並びます。
(同じ料理やゲームの屋台がたくさんあることも想像できますよね。)
あなたの屋台が多くの屋台の中で目立ちお客様に来ていただくためには、ただ出店しているだけでは不十分。
例えば、屋台にカラフルな飾り付けや照明をつけたり、美味しそうな匂いを漂わせたり、
積極的にお客様に声をかけたりすることで、お客様の足を止める必要があります。
展示会も同様に、
単にブースを設置するだけでなく来場者の注意を引き、興味を持ってもらえるよう工夫することが重要です。
名前のよく知られたサービスや、多くの費用をかけた目立つブースではなくても、
工夫を積み重ねることで、多くの出展ブースの中から自社のブースの前に足を止めていただくきっかけを創ることができます。
展示会でのブース集客に注力することは、
自社の商品・サービスの魅力を最大限に伝え、新しい顧客やビジネスチャンスを引き寄せることに繋がります。
このように多くの来場者が集まるオフライン展示会でも、「集客」はとても大切な要素なのです。
2.展示会ブースにどうやって集客する?
ーではどうやって集客を行うのか?
展示会での集客を強化する方法として代表的なものは、
●ターゲット設定の明確化:特に自社のターゲットとする顧客層を明確に定義する。
●視覚的魅力の強化:ブースのデザインを工夫し、視覚的に魅力的な要素を多用する。
●体験要素の追加:来場者がブースの中で参加できる体験を提供し、エンゲージメントを高める。
●事前の告知強化:メルマガやSNSを活用して、事前に展示会の情報を発信し期待感を高める。
です。
BtoBの展示会ではあまり見かけませんが、来場者の目を引くゲーム要素を付加してとにかくブースに足止めするきっかけづくりを強化したり、面白いノベルティを準備したりすることも有効な手段の一つです。
また来場特典を設けて事前にリード顧客向けのメルマガや自社のSNSでアピールするなど行う方法もあります。
3.集客に成功する展示会ブースの特長
さまざまな集客方法がありますが、
集客を強化するために最も大切なのは、自社のサービスや製品の魅力をいかに効果的なメッセージで伝えるか、そしてそのメッセージをどのようにブースで表現するか、だと私たちは考えています。
来場者が自社のブースの近くを通ったときに、ただ楽しい体験を提供するのではなく、その製品やサービスが来場者の課題を解決できるものであることを明確に伝え、その価値に気付いていただくことが重要です。
そのためには、伝えたいメッセージを明確にし、
そのメッセージをブースのデザイン・装飾に反映していく必要があります。
来場者を興味喚起し、集客に成功しているブースは、このメッセージ設計とブースデザイン・装飾が効果的に組み合わさって成り立っていることが多いものです。
では、このメッセージをどのように考えブースデザインに反映していくか、その考え方の代表的なステップを次に説明していきます。
また、展示会のブースはどんなものが良いのか?どんなブースなら効果的なのか?
注目を集める展示会ブースデザインでもご紹介しております。
是非、ご覧ください!
4.【必見】集客力UP!メッセージ+展示会ブースデザイン戦略の考え方
展示会で自社のブースのメッセージ+ブースデザイン戦略を効果的に考えるための基本的なステップを整理してみました。
以下の手順に沿って企画を進めることで、来場者に強い印象を与えるメッセージとブースデザインを具現化することができますので、ぜひ参考にしてみてください。
ステップ1: ターゲットの特定
まずは、どのような方にアプローチしたいかを明確にしておきます。
年齢、業界、課題、ニーズ、ポジションなど、具体的なペルソナを作成します。
ステップ2:競合調査&コアメッセージの定義
自社の製品やサービスから、どのような価値を提供できるかを考え、それを簡潔で明瞭なコアメッセージに落とし込みます。また競合企業がブースでどのようなメッセージを発信しているかを踏まえて検討する必要もあります。すでにキャッチコピーがある場合も、展示会のターゲットに合わせた内容にチューニングしたメッセージを考えます。このメッセージは、来場者にとってのメリットや課題を解決する内容が含まれていることが重要です。
ステップ3: エモーショナルなワードや数字の組み込み
メッセージに心を動かす表現や、具体的な数字を加えることで来場者の記憶に残りやすくします。
来場者とブースとの出会いは一瞬です。
数秒の間に深い印象を与えるための工夫として、
・呼びかけ/問いかけ表現:例「まだ○○ですか?」
・限定表現:例「○○なあなたへ」
・擬音/擬態語表現:例「ズバッ!と○○/グッと○○になる」
・具体数字訴求の追加:例「3秒で○○」
などキャッチーな要素を追加してみましょう。
ステップ4: ブースデザインとの連携
メッセージを視覚的にデザインでも伝えます。メッセージが目立つように配置するだけではなく、メッセージから受ける印象とブースのデザイン・装飾に乖離がなく、さらにメッセージの印象を強化するようなブースを創ります。
ブースデザインとの連携はメッセージを強化し、総合的な印象を高めるために不可欠です。
ステップ5: 継続的な調整と最適化
展示会中も来場者の反応を観察し、必要に応じてメッセージを微調整します。例えば時間帯別にメッセージを切替えるブースもあります。
これらのステップを丁寧に実行することで、ターゲットに強く訴えかけることができるブースが完成し、集客の成功へと繋がります。
ビーツは展示会ブースを企画する際に、
上記のステップや競合調査を踏まえて展示会ブースのデザインやメッセージをご提案しています。
ビーツは、コンセプトを汲み取り「伝える力」の高い会社
ビーツが展示会ブース施工を担当した株式会社ヤプリ様のインタビューもぜひご確認ください。
5.展示会集客成功のサポートはビーツにおまかせ
展示会で目立ち、集客を成功させるためには、メッセージやブースのデザインが大きな鍵を握ります。
これらを来場者目線で丁寧に設計し、魅力的な体験を創出することが重要です。
どんなサービスでもどんな展示会でもこの基本は変わらないのではないでしょうか。
私たちビーツは、集客の成功・そしてみなさんの目標達成に向けて、
展示会出展の全過程をトータルでサポートします。
ブースのデザイン設計やメッセージ戦略の策定はもちろん、事務局への申請対応、リード獲得目標等の達成に向けた当日の運営計画もご提案!
みなさんの製品・サービスをアピールするインパクトのあるメッセージ設計とデザインでブースを際立たせ、
来場者との強いつながりを築くお手伝いをします。
展示会ブースについて課題や、集客強化へのお悩みがあればぜひお気軽にビーツへご相談ください!
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