デジタルサイネージSTBに「クラモニ」が選ばれる理由

デジタルサイネージを設置しようとする場合、必要になる機器の中に「STB(セットトップボックス)」があります。
STBが不要なケースもありますが
・いちいちUSBやSDカードでコンテンツを入れ替えるのは手間だからやめたい!・クラウドサイネージとして運用したい!
というような方にはSTBの使用がおすすめだと言われています。
USBの差し替えや、現地での対応が必要な運用はそろそろ限界──そんなふうに感じている方へ。
もっとスムーズにコンテンツを切り替えたい、離れた拠点もまとめて管理したい。そんな声に応えるのが、「STB」を活用したクラウド型サイネージです。
とはいえ、「STBってなに?」「種類が多くて選べない…」という方も少なくありません。
本記事では、STBとは何か、どのように選ぶべきか、そしてデジタルサイネージを手軽にスタートできる「クラモニ」がなぜ支持されているのかを、わかりやすく解説していきます。
▼「クラモニ」導入企業累計200社突破!さまざまな業界の活用事例を確認する

STBとは?
コンテンツを遠隔でまとめて切り替えたい、でも今はまだUSBを差し替えている──。
そんな現場の“あるある”を解決してくれるのが、「STB(セットトップボックス/set top box)」です。
STBとは、ディスプレイに動画や静止画などのコンテンツを映し出すための再生機器のこと。ざっくり言えば、“サイネージ専用のミニPC”のような存在です。
再生機能が備わっているディスプレイなら、USBやSDカードを挿せばスタンドアローンで表示もできます。でも新しいコンテンツを表示しようと思うと、毎回現地に行く必要があるし、複数拠点を一括管理したいときにはかなり不便ですよね。
そこで活躍するのが、STBを使ったオンライン (クラウド)で管理するサイネージ(スタンドアローンに対しネットワーク型と呼ばれます)。
いわゆる「クラウド型デジタルサイネージ」は、離れた場所からでもコンテンツの一斉配信やタイムスケジュール設定ができるようになります。
なお、STBだけではクラウド配信は完結しません。
実際の運用では、STBと連携してコンテンツを管理・配信するための「配信管理システム(CMS)」が必要です。配信のしやすさや使い勝手は、STB本体とあわせて比較検討するのがおすすめです。
※ネットワーク型サイネージでも、STBが不要な場合もあります。

STBの種類と選び方ポイント
STBは大きく分けると、「ボックスタイプ」と「スティックタイプ」の2種類があります。
ボックスタイプは、耐久性が高い一方、一定の設置スペースが必要になります。
スティックタイプは、USBメモリーのようにデジタルサイネージに直接差し込むことができコンパクトなためスペースのない場所でも設置しやすい一方、耐久性はボックスタイプより一般的に劣るといわれています。
2種類のうちどちらを使用するかは、デジタルサイネージの設置環境を踏まえて選ぶことがまず大切です。
そのうえで、STB選びで押さえておきたいポイントは以下の4つです。
POINT1:通信方式(Wi-Fi、有線、SIM対応の有無など)
POINT2:運用のしやすさ(コンテンツ配信操作の簡単さ)
POINT3:システムの安定性やサポート体制
POINT4:コスト面
これらをバランスよく満たすSTB・サイネージシステムとして、多くの企業から支持されているのが「クラモニSTB」です。
「クラモニ」は屋内・屋外を問わず飲食店・商業施設・学校・オフィス等さまざまな場所で多数の企業様に活用いただいており、2025年3月現在、累計で約200企業様・8,500台の導入実績があります。
▼「クラモニSTB」を使用したクラウドサイネージシステム「クラモニ」について詳細は以下をご覧ください。
▼「クラモニ」導入企業様のインタビューもぜひご覧ください。
「クラモニSTB」が選ばれる理由
数あるSTBやクラウド型のサイネージシステムの中でも「クラモニ」が支持されている理由を、先ほどの4つのポイントから紹介します。
WiFiはもちろん、SIM通信※にも対応!
「クラモニ」のSTBはWi-Fi通信だけでなく、スマートフォンなどと同じくSIM通信にも対応しています。
サイネージを設置したい・設置している場所にWi-Fi環境がない、または整備が難しい現場でも安心。SIM通信に対応しているから、店舗入口や屋外など、通信環境の構築が難しい場所でも柔軟にサイネージの設置が可能です。

※SIM通信タイプをご希望の場合は通信費が発生します。詳細はお問い合わせください。
使いやすい操作画面で直感的に配信管理
クラモニの管理画面は、初めてでも扱いやすいUI設計。コンテンツはドラッグ&ドロップで簡単に配信設定ができ、プレイリストの作成や再生時間の予約、店舗ごとのグルーピング機能など、便利な機能も豊富に備えています

保証やサポート付きで安心!
STBは納入後半年間の機器保証付き。不具合時の交換対応に加え、設定や使い方に関するサポートもていねいに対応しています。
コスト面
クラモニは、初期導入後のランニングコストも抑えられており、費用対効果の高いサイネージ運用を実現できます。
多拠点や複数台での運用にも無理なく対応できる料金設計となっており、継続的な運用もしやすいと評価されています。
具体的なご利用料金については、お気軽にお問い合わせください。
STBと一緒に考えたい、サイネージディスプレイのこと
STBを活用する場合、ディスプレイ側の選び方も重要です。
「今使っているディスプレイをそのまま使いたい」という場合も、「せっかくならこの機会にディスプレイも新調したい」という場合も、クラモニは柔軟に対応しています。
◆既存のディスプレイにHDMI端子があれば、そのまま接続して運用可能※。
◆HDMIでつなぐだけで使用でき、初期設定は最短5分で完了。ディスプレイを活かしながら、手軽にクラウドサイネージへ移行できます。
◆新たにディスプレイの手配が必要な場合も、設置環境や用途に応じた機種選定・手配・施工をお手伝いします。
STBやシステムだけでなく、周辺機器の手配や設置工事もまとめて相談できるのが、クラモニの強みのひとつです。
※クラモニSTBはすべてのモニターでの動作を保証しておりません。事前に検証のうえご発注をお願いいたします。検証用STBのお貸し出しについては、弊社営業までご相談ください。
STBのいらないクラウドサイネージとは?
ここまでSTBを活用したクラウドサイネージについて紹介してきましたが、実はSTBを使わずにクラウド配信できるタイプの機器も存在します。
たとえば、OSとサイネージシステムが一体化されたタブレット端末。モニター自体に再生機能が内蔵されているため、STBなしでもクラウド型の運用が可能です。設置の手間が少なく、配線もスッキリするため、小規模店舗やスペースの限られた場所で特に人気があります。
クラモニでも、そうした“STB不要”のOS一体型タブレットモデルをご用意しています。
「STBを設置するスペースがない」「もっとシンプルに始めたい」という方は、タブレットタイプのラインナップもぜひチェックしてみてください。

クラウド型サイネージ導入前にチェックしたいポイント
クラウド型サイネージをスムーズに導入するには、事前の確認がとても大切です。検討段階でチェックしておきたいポイントをまとめてみました。
◆設置場所にインターネット環境があるか?
Wi-Fiが使えるか、有線接続が必要か、またはSIM対応が求められるかを確認しましょう。
◆使用中のモニターにHDMI端子があるか?
既存ディスプレイを活かすためには、STBとの接続が可能かを事前にチェックしておくと安心です。
◆どこで、誰に向けて、何を表示したいか?
コンテンツ内容と配信タイミングを明確にしておくと、スムーズな運用につながります。
◆配信操作は誰が担当するか?
実際に管理・更新を行う担当者のITスキルや作業時間も考慮して、UIの使いやすさを確認しておくのがポイントです。
◆コンテンツの更新頻度や方法を決めているか?
頻繁に更新する場合は、クラウド配信の使いやすさや、プレイリスト管理機能の充実度がカギになります。
◆サイネージ設置の目的が明確になっているか?
認知拡大・案内・販促など、目的に応じて最適な運用設計や配信内容が変わってきます。
まとめ|STB・クラウドサイネージに迷ったら?「クラモニ」がおすすめ

「クラモニ」がお客さまに選ばれる理由、伝わりましたか?
「クラモニ」は、STBを使ったデジタルサイネージ導入を検討している方にとって、信頼性・操作性・柔軟性・サポートの全てを兼ね備えた選択肢です。クラウドサイネージを導入したいけれど、どのSTBを選べばよいかわからない、どのソフトを利用すればよいかわからない、という方、まずは「クラモニ」の導入事例や機能詳細をぜひご覧ください。