1.リモート接客とは何か
リモート接客とはビデオ通話等を活用した接客のことを指します。
例えば、店頭で販売する/来場者を受付するといった接客業務は、従来は対面での応対が必要でした。
ところが近年、ビデオ通話が普及しユーザーが増えた影響で、画面越しの会話に抵抗を感じる方が少なくなってきたことから、各企業は接客業務をビデオ通話でできないかを検討するようになりました。
これがリモート接客のはじまりです。そしてコロナ禍をきっかけに急速に拡大しています。
【リモート接客のメリット例】
実際の店舗や施設で店員や受付員がご案内していたサービスを、ビデオ通話を介して提供する。
店頭や受付カウンターに機器を設置すれば、応対するスタッフは遠く離れた別の場所からでも応対可能で、省人化や効率化を図ることができます。
【リモート接客に必要なツール】
では、どんなツールを使ってビデオ通話環境を整備すれば良いのでしょうか。
2022年現在、無料で使える便利なビデオ通話サービスは数多くありますが、そのほとんどがCtoC(消費者同士)を元に設計されているため、必ずしも接客や受付業務にそのまま使えるわけではありません。
そのまま現場で使おうとすると、発話操作→受話操作、もしくは会議URLに双方参加など、お客様側にも一手間操作が必要です。
こうなると、リアル店舗や施設では会話がスムーズに始められず、「リモート接客っていまいちだな…」という結論になりがちです。
実はこれが、リモート接客を試してみよう!と動き始めた企業がテスト段階で上手く運用できず、あきらめてしまう典型的な例なのです。
リモート接客をうまく活用するためには、CtoCではなくBtoC(企業対消費者)を前提としたツールを使用することが成功のひとつのポイントとも言えます。

では、リモート接客ツール「えんかくさん」が実際にどのように活用いただけているのか事例を元にご紹介いたします。
2.【事例1】ダイソン様 -店舗での販売業務のリモート化

大手の家電メーカーであるダイソン様は一年以上「えんかくさん」を継続してご利用いただいています。
全国の量販店にて大人気のスティック掃除機を画面越しにお客様にご案内されており、「販売業務をリモート化」に活用いただいています。
さらに、リモート接客未実施店/実施店比で販売台数が25%アップするなど、リモート接客による確かな販売増の効果もあらわれています。
なぜこのような販売効果が出せたのか気になる!という方はぜひ、販促担当者様へのインタビューもご確認ください。
3.【事例2】イースト様 -施設での受付業務のリモート化

全国150以上の商業施設で運営実績のある株式会社イースト様。
都内大手商業施設である恵比寿ガーデンプレイスでの受付業務に「えんかくさん」を活用いただいています。
イースト様はコロナ禍以前から、「お客様、スタッフ、どちらの立場でも安心安全な接客ができるインフォメーションの形」を模索されリモート接客も複数社検討されていましたが、トライアルを経て「えんかくさん」を採用いただきました。
お客様からの呼び出しを待つだけでなくスタッフからお客様に「お声がけ」ができ、対面と同レベルの接客が遠隔でできるという点に魅力を感じていただいています。
リモートでの受付業務について詳しく知りたい!という方はぜひ導入担当者様へのインタビューもご確認ください。
4.【事例3】その他 リモート接客よくある活用例
上記、リモート接客の活用例として「販売」と「受付業務」の2種をご紹介しましたが、その他の導入済み・導入ご検討中の企業様の活用例やお問い合わせ例をまとめてみました。
・通信キャリア様:料金プランのご案内を専任スタッフがご案内
・英会話教室様:授業中に無人となる受付業務のリモート対応
・カラオケ店様:深夜帯など来店が減る時間帯における受付業務の省人化
・家電メーカー様:専門知識を持ったスタッフの有効活用
・不動産会社様:有人スタッフで対応しきれない場合の接客支援 etc
このように、さまざまな用途・シーンでリモート接客はいま活用されています。
そしてこの流れはコロナ禍以降も続いていき、新しい接客方法としてリモート接客が拡大していくことが予想されています。

5.さいごに
リモート接客の基本知識や導入事例を紹介させていただきました。
リモート接客を試してみたい、導入事例について詳しく聞きたい、という方はぜひお気軽にお問い合わせください。活用用途に応じて最適なご提案をさせていただきます。

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