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展示会ブースの装飾、どう決める?迷った時に役立つ「展示会シミュレーター」活用法

展示会出展を担当するとき、多くの方が最初に迷うのが「ブースの装飾をどう決めるか」ではないでしょうか。
派手にすれば目立つけれど、費用とのバランスも気になるし、イメージがつかめないまま社内に説明するのも難しい…。そんな戸惑いは、多くの担当者が経験している悩みです。

そこで役立つのが「展示会シミュレーター」。
サイズやブースタイプを入力するだけで完成イメージと概算費用を確認でき、装飾の方向性をつかむのに最適なツールです!
この記事では、出展に慣れていない担当者の方でもスムーズに使えるよう、「展示会シミュレーター」の具体的な使い方をわかりやすく解説します。

目次

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展示会ディレクターがいま人気の展示会ブースの型を解説!

展示会ブースの装飾が大切な理由

展示会に出展する際、どんなブース装飾にするかは来場者の印象に直結します。
「ちょっと立ち寄ってみよう」と思ってもらえるかどうか、そのきっかけになるのがブース装飾です。では、なぜ装飾が大切なのでしょうか。

理由1

第一印象で足を止めてもらえる

展示会場には数多くの企業が並びます。その中で自社に目を向けてもらうには、ぱっと見て印象に残る装飾が欠かせません。第一印象で「気になる」と思わせることが、次の会話につながります。

理由2

会社やブランドの世界観を伝えられる

ブースは単なる展示スペースではなく、自社の世界観を表現できる場所です。色づかいやデザインの工夫によって、「この会社は自分たちに合いそうだ」と来場者に感じてもらえるきっかけになります。

理由3

限られたスペースを効果的に活かせる

展示会では十分な広さを確保できるとは限りません。それでも装飾の工夫次第で、視線を引きやすくしたり、動線をスムーズにしたりできます。小さなスペースでも効果的にアピールできるのが装飾の力です。

装飾の工夫ひとつで、来場者に伝わる印象は大きく変わります。だからこそ「どんなブースにするか」を早めにイメージしておくことが大切です。とはいえ、頭の中だけで考えるのは難しいもの。そんな時に役立つのが、ブースをシミュレーションできるツールです。

ブース装飾の検討に役立つ「展示会シミュレーター」とは?

「展示会シミュレーター」は、ブース装飾のイメージづくりをサポートする便利なツールです。株式会社ビーツが提供しており、条件を入力するだけで完成イメージや費用感を確認できます。はじめて展示会を担当する方でも安心して検討を進められるのが大きな特長です。

◆◆◆「展示会シミュレーター」でできること

◆条件入力でブースの完成イメージを自動で生成
サイズや通路に接する面の数、ブースタイプといった条件を入力すると、すぐに完成イメージが表示されます。
「どのくらいの広さで、どんな見え方になるのか」を視覚的に確認できるので、イメージが湧きやすくなります。

◆床・壁の色や会社名を反映してカスタマイズ
完成イメージは自社用にカスタマイズ可能です。床や壁の色を変更したり、社名やサービス名を反映したりすれば、よりリアルなブースデザインを確認できます。実際の展示会をイメージしながら検討できるのがポイントです。

◆概算費用をその場で確認できる
条件を入力すると、同時に概算費用も表示されます。これによって「このブース装飾だと費用はどのくらいか」をすぐに把握でき、社内での共有や稟議の際にも役立ちます。

では次に、実際の使い方をステップごとに見ていきましょう。

展示会ブースの装飾をシミュレーションしてみよう!

STEP1

サイズ・通路に接する面の数・タイプを選ぶ

まず出展予定の小間のサイズや、ブースが通路に面している数を入力します。ここでベースとなるレイアウトが決まります。

入力画面(サイズ・通路に接する面・タイプ)
STEP2

ブースタイプを選択する

展示会シミュレーターでは、2種類のブースタイプから選べます。
①標準仕様:来場者からの視線設計を考慮したプラン
②特別仕様:視線設計に加え、さらにキャッチ力を強化したプラン

出展目的や予算に応じて選択できるので、検討の方向性を決めやすくなります。

STEP3

フォーム入力をして送信する

必要事項(会社名・担当者名・連絡先など)を入力し、「送信する」を押すとシミュレーションがスタートします。問い合わせフォームを兼ねているため、ここで入力した情報はそのまま見積もりや問い合わせにも活用できます。

必要事項を入力し、送信するとシミュレーション開始
STEP4

シミュレーション結果を確認し、カスタマイズする

送信後すぐに、シミュレーションされたブースイメージが表示されます。ここから床や壁の色を変更したり、社名を入れたりといったカスタマイズが可能です。実際の展示会ブース装飾をイメージしながら、さまざまなパターンを検討できます。

4-1.メニュー画面の開き方

表示された画面の右上のボタンを選択しカスタマイズメニュー画面を開く

4-2.壁・床の色をカスタマイズ

:12色から選択可能
:6色から選択可能
カラーパレットの中から選ぶだけで、ブース全体の雰囲気が変わります。

企業・サービスのブランドカラーを活かすと、来場者に「どの会社か」を印象づけやすくなります

4-3.社名板を編集する

シミュレーターでは、社名板に自由なテキストを入力できます。
:13色から選択可能
フォント:2種類のフォントから選択可能
テキスト:企業名・サービス名・キャッチコピーなど自由に入力可能

社名板は13色・2フォントに対応。文字色は板色に合わせて自動反映されます
STEP5

完成したブースイメージを3Dで確認する

シミュレーションが完了したブースは、画面上でマウス操作で360度回転や拡大・縮小して確認できます。正面からだけでなく、側面・背面・斜め、さらに上からの俯瞰視点まで自由にチェックできるので、来場者の視線だけでなく全体のバランスも確認できます。

ブースイメージはマウス操作で3D表示。角度を変えて来場者目線でチェックできます

◆完成イメージの確認ポイント

・会場のメイン動線側からどう見えるかを確認すると、より来場者視点に近づける
・拡大でディテールを確認し、縮小で全体バランスを見ると◎
・社内共有用には、複数の角度をキャプチャして残しておくと便利

STEP6

概算費用を確認する

シミュレーションが完了すると、入力した条件に基づいてブース装飾の概算費用が自動で表示されます。デザインとあわせて費用感を確認できるので、検討の精度がぐっと高まります。

展示会シミュレーターお見積り例
条件に基づいた概算費用をその場で確認できます

ここまでの流れを見て、「自分でもできそう」と思えたのではないでしょうか。
小間数やブースタイプを選んで条件を入れるだけで、基本レイアウトと費用感がすぐにわかります。
まずは試してみて、展示会ブース装飾の検討を一歩前に進めてみましょう!

展示会シミュレーターを試してみる

こんな場合に展示会シミュレーションの活用がおすすめ

1.出展経験が少なく、まずイメージを持ちたいとき
はじめて展示会を担当すると、「どんなブース装飾にすればいいのか」がなかなか思い描けません。シミュレーターを使えば、条件を入れるだけでレイアウトが表示されるので、イメージのたたき台がつかめます。

2.社内で完成イメージを共有したいとき
展示会ブース装飾のアイデアを口頭や資料だけで説明するのは難しいもの。シミュレーターで作ったイメージを見せれば、社内会議や稟議もスムーズに進みます。

3.出展準備の初期段階で費用感をつかみたいとき
「この規模で出展すると、どのくらいの費用がかかるのか」をざっくり把握できるのがシミュレーターの強み。見積もり依頼の前に参考として活用できます。

4.条件を変えて複数案を比べたいとき
小間数やブースタイプ、装飾仕様を変えてシミュレーションすれば、異なるパターンを並べて検討できます。条件を変えるたびに費用も更新されるので、予算に合ったレイアウトを見つけやすくなります。

まとめ|展示会ブース装飾の検討はシミュレーションから

展示会ブース装飾の検討は、考え始めると迷うことがたくさんあります。
でも、シミュレーターなら条件を変えながらレイアウトや色を試し、費用感も一緒に確認できます。

この記事で紹介した使い方を見ながら進めると、初めての担当者でも安心して操作できます。
ぜひ実際にシミュレーションして、展示会準備をぐっとスムーズに進めてみてください!

展示会シミュレーターを確認する

展示会ブース装飾のヒント

さらに具体的なブース装飾のイメージを見たい方は、ビーツの事例ページもチェックしてみてください。
展示会ブースの施工事例やデザインパターンが豊富に掲載されているので、次のアイデア探しにも役立ちます。

ビーツの展示会ブース装飾例
事例ページはこちら

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