導入事例
くら寿司株式会社様

ポスター掲出を「クラモニ」に置き換えて
広告の視認性&
業務効率アップ!

interviewインタビュー

「安心・美味しい・安い」をコンセプトに、全47都道府県のみならず、海外にもチェーン展開されているくら寿司様。
業界初の「タッチパネル式注文システム」や5皿ごとにカプセルトイ景品が当たる抽選機「ビッくらポン!」、食品をほこりやウイルスから守る抗菌寿司カバー「鮮度くん」などのオリジナルシステムを次々に開発、導入されています。
今回クラモニを導入いただいた、くら寿司株式会社のご担当者様にお話を伺いました。

まずは、自己紹介をお願いします。

くら寿司株式会社テクノロジー開発部責任者の橋本と申します。テクノロジー開発部は、店舗内のデジタルツール・サービスだけでなく、社内の基幹システムやネットワークなども管理している部門です。
現在全国の新店舗に随時「クラモニ」の導入を進めています。

ポスター掲出は業務増や
店頭が雑然とする要因だった

そもそもどのような課題があってクラウドサイネージをご検討されたのでしょうか。

従来のポスターを掲出する方法では多くのスタッフの負担になっていたことと、店内の様々な場所に掲出することで雑然としてしまっていたという課題がありました。

これまでサービス説明や期間限定キャンペーン、メニューなどのご案内のために、各店舗10枚程度ポスターを掲出していました。
更新される度に、店頭スタッフの貼り替え作業が発生してしまうだけでなく、本部でも各店舗にきちんと掲出されているかを確認する必要があり、店頭・本部スタッフ、どちらにも業務負担になっていました。

また、どんなお店でも悩みの原因になっているとは思うのですが、あれもこれも伝えたいとポスターを掲出してしまうと店頭が雑然としてしまうんです。店内でもお客様に見ていただける場所には限りがありますし、ポスターはある程度大きさがあり、スペースをとるため、店頭スタッフがどの内容を掲出するか取捨選択をしなければなりませんでした。

店内の掲示物の様子。

全国のモニターを一括管理&
運営費を抑えられる「クラモニ」導入へ

本導入に採用いただけた理由は何だったのでしょうか。

「クラモニ」を採用した決め手は、3点あります。

まず、弊社の本部で一括してコンテンツ管理ができる点です。
2020年1月より新店舗オープンのタイミングで「クラモニ」を導入しています。
(全国160店舗に導入※2024年1月現在)
店内には4箇所程度モニターを設置しているので、全国で100台以上のモニターのコンテンツを管理しなければならないのですが、これを一括して本部で管理することで、ポスター貼り替え作業やその確認作業を無くすことができると考えました。

2点目は、ランニングコストが他社と比較して安かった点です。
複数社で比較検討していましたが、「クラモニ」は毎月1店舗あたり2,000円※で利用できるので、大きなメリットを感じました。

そして何より、御社のご対応が良かったことです。
もちろん、前述のようにサービス自体も良かったのですが、機器の選定においても柔軟に仕様を検討いただき、最適な提案をいただけました。レスポンスが早いご対応姿勢も非常に好印象で、総合的に検討した結果、御社にお任せすることに決めました。
※1店舗10台までの利用2,000円(税抜)の場合の金額です。

クラモニを初導入いただいた、くら寿司グローバル旗艦店1号店“浅草ROX店”様。観光と食事を同時に体験できる“サイトイーティング(SightEating)”をコンセプトに掲げている。

実際に「クラモニ」を利用してどのような情報を
発信されていますか?

くら寿司のサービス説明やお持ち帰り・期間限定フェア・メニューについて発信しています。

「クラモニ」は①お客様にお待ちいただくウェイティングコーナー②レジコーナー③厨房とフロアの間の壁面に設置しているモニターと接続しているのですが、お客様の導線上で最適な場所で最適な情報を入手いただけるように意識して配信しています。
従来のポスター掲出では場所が限られてしまい、お客様へ適切なタイミングで情報提供できないこともあったのですが、解消できてよかったです。

店舗内の複数モニターも「クラモニ」で一括管理できます。

「クラモニ」に置き換えて
視認性・注目度UP&業務軽減に成功

導入効果はいかがでしたか?

ポスターを掲出するよりも、よりお客様の目に広告が留まりやすくなった上に、店内がスッキリしました。
店頭のポスターっておおよそサイズが決まっているのでお客様も見慣れてしまっていて、ただポスターを貼るだけではインパクトに欠けるんですよね。サイネージであれば、ポスターよりも大きな画面で訴求できますし、動きのあるコンテンツとして見せられるようになったので、より多くのお客様に長時間見ていただけていますね。
また1台のモニターで複数のコンテンツを再生できるようになったことで、何枚もポスターを掲出せずに済むので、店内がスッキリとしました。

サイネージの方がより店内の多くの地点から視認できるというメリットもありました。例えば、座席でお食事中のお客様でも厨房とフロアの間のモニターで再生されている商品やキャンペーンのご案内を見ることができるようになったり、ウェイティングスペースからでもレジ上のお持ち帰り商品のご案内を確認できるようになったことで、認知拡大・興味喚起することができるようになりました。

店内の様々な地点からモニターを視認できます。

店頭・本部スタッフ様の
反応はいかがでしたか?

やはりどちらのスタッフも業務軽減できたことが一番喜ばれています。

店頭では、開店前や閉店後でないと作業できなかったポスター貼り替え業務がなくなったことが一番の効果ですね。作業自体は10分程度ですが、掲出場所が少し高所になっていたり、キャンペーンごとに差し替えなければならないというちょっとした手間が省けることで他の業務へさらに集中して取り組むことができるようになりました。
ポスターは差し替えのタイミングごとに店舗へ送り込まれていたのですが、手作業で仕分け発送されていたり、交通状況によって到着予定日にツールが届かず本部への確認が必要になる場面もありました。ポスター自体を製作しないことで、この問題を解消できたのもよかったです。

本部としても、どんなコンテンツがどの店舗で再生されていているかをリアルタイムで管理できるようになったり、コンテンツの差し替えが低頻度になったことで業務軽減に繋がっています。
店舗へツールを送り込み、実際に掲出されているかを店舗ごとにチェックをするという業務がなくなることや、ツールが掲出されていない、差し替えられていないことでお客様へきちんと最新の情報をお届けできていない、ということがなくなりました。

何よりも、ポスター製作に必要なリソースを削減できるようになりました。これまで印刷は外部の会社さんに依頼していたのですが、店舗ごとへの仕分け発送作業は本部のスタッフが対応していました。1店舗ずつ必要なツールをまとめて発送するのを約450店舗分行うのは、膨大な時間と人的リソースがかかりますし、ミスにも繋がることがあったので、これらを「クラモニ」に置き換えることで抑えることができるようになっていく点も大きな魅力です。

各店舗の稼働状況を「Hedwig」で確認できます。

くら寿司に関わる全ての方が
安心・安全・快適に過ごせる環境づくりを

今後の展望をお聞かせください。

弊社では、安心・安全・快適に飲食していただけることをコンセプトに店舗作りしていまして、新型コロナウィルスの蔓延をきっかけに「クラモニ」や、お客様ご自身でお会計いただく「スマートくら寿司」を導入して店内のデジタル化を推進してきました。
今後もお客様はもちろん、店頭スタッフも含めたくら寿司に関わる全ての方に安心・安全・快適な環境づくりを進めていきたいと思います。

また、さらなる業務効率化を目指し、既存の約450店舗にも順に「クラモニ」を導入して、全店舗を本部一括管理できる体制を整えていきたいと思っています。
(全国160店舗に導入※2024年1月現在)

くら寿司株式会社様のような、複数店舗のコンテンツを一括でクラウド管理できるサイネージにご興味がある方は「クラモニ」にお気軽にお問い合わせください。
各企業に最適なプランや機能などをご提案させていただきます。